セキュリティ · 2026年11月7日

無線バーコードスキャナーに脆弱性、物流倉庫のネットワーク侵入の恐れ

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Clay Banks / Unsplash

Kasperskyが、物流倉庫や小売業で広く利用されている無線バーコードスキャナーにおいて、新たなサイバー攻撃経路を発見しました。この研究結果は、Security Analyst Summit 2026で公開されました。

研究チームは、主要メーカーの特定のバーコードスキャナー基地局とスキャナーの間に認証手続きが存在しないという脆弱性を確認しました。攻撃者が無線通信範囲内でブルートゥースのトラフィックを傍受して基地局のアドレスを特定し、キーボード入力を模倣した悪意のあるペイロードを送信できることが実証されました。接続されたPCがこの入力を正常なユーザーコマンドとして認識するため、リモートコード実行が試行される可能性があります。

この攻撃に成功すると、攻撃者は倉庫内部のコンピュータに足がかりを得ることができ、そこから運用技術ネットワークへの侵入が可能になります。研究チームは、同様の脆弱性が携帯型データ端末や感熱プリンターなどの他の倉庫機器にも適用され、倉庫管理システムへのアクセスに悪用される可能性があると警告しています。