セキュリティ · 2026年9月19日

NVIDIAとPalantirが外部のAIモデルとの距離を置く理由

The illuminated skyline of Los Angeles at night under a deep blue sky
Henning Witzel / Unsplash

2026年9月16日、NVIDIAとPalantirが外部のAIモデルに対する使用制限を強化したことが報告されました。大企業における人工知能の導入が進む中で、内部情報や顧客データ、産業秘密の保護が重要な課題となっています。特に、PalantirはAnthropicに対して「ゼロデータ保持」のポリシーを求めており、ユーザーのデータを保存しないことを保証するよう要求しています。また、要求が満たされるまでAnthropicのモデルへのアクセスを一時的に停止することも検討しています。

NVIDIAもAnthropicのモデルの利用を敏感度が低いとされるタスクに限定しているとのことです。NVIDIAは自社のAIモデル「Nemotron」を利用しているとされています。政府機関や防衛に関連する企業にとっては、機密情報が外部のAIサービスに渡ることを避ける必要があります。これにより、企業はデータの保存条件やアクセスの管理を厳格に行うことが求められています。

さらに、Anthropicは一部のデータの保存期間を最大30日間とするなど、データ保持に関する条件を変更したとされています。OpenAIやAnthropicは、顧客データが明示的な同意なしにモデルの訓練に使用されないことを明言していますが、技術データや匿名化されたメタデータはサービス向上のために処理されることがあります。Microsoftも企業のセキュリティとガバナンス要件に応じたクラウド環境を提供しています。