セキュリティ · 2026年9月20日
シスコ、ISEの重大なゼロデイ脆弱性を緊急修正
シスコは、アイデンティティサービスエンジンに存在する最高度の重大な脆弱性に対処するため、セキュリティ更新プログラムをリリースした。この脆弱性は、攻撃者が実際に悪用していることが確認されている。
この脆弱性はCVE-2026-76460として追跡されており、設定に関係なく、リモートの攻撃者がアイデンティティサービスエンジンおよびパッシブアイデンティティコネクタのAPIの弱点を悪用して認証を回避することを可能にする。攻撃者は、影響を受けるAPIエンドポイントに作成されたリクエストを送信することで、この脆弱性を悪用できる。悪用が成功すると、Webベースの管理インターフェースをバイパスして、影響を受けるデバイスへの不正アクセスが可能になる。
シスコの製品セキュリティインシデント対応チームは、この脆弱性が実際に悪用されていることを確認した。同社は、顧客に対し、修正されたソフトウェアリリースへのアップグレードを強く推奨している。回避策が存在しないため、ネットワークを継続的な攻撃から保護するための唯一の推奨される対応は、セキュリティ更新プログラムの適用である。
シスコは侵害の指標を共有し、セキュリティチームに対し、すべてのノードのアクセスログファイルで不審なユーザー名を確認するよう助言した。悪意ある活動が疑われる場合、ノードの再イメージングとバックアップからの復元を強く推奨している。また、攻撃者がルート権限でのコマンド実行を獲得した後、悪用の証拠を削除する可能性があるため、ファイアウォールやネットワークログを照合し、外部または悪意のあるIPアドレスからのダウンロードやアップロードなどの不審な活動の兆候を探すよう管理員に求めている。
前日、シスコはアイデンティティサービスエンジンおよびパッシブアイデンティティコネクタにおいて、もう一つの最高度の認証バイパス脆弱性CVE-2026-76423と、他の5つの重大なセキュリティ問題を修正した。これらはまだ実際に悪用されているとは特定されていない。サイバーセキュリティおよびインフラセキュリティ局は、この脆弱性を既知の悪用脆弱性カタログに追加した水曜日の後、連邦機関に対し3日以内にシステムをパッチ適用するよう命じた。